※本記事にはPR(広告)を含みます。20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
ブルックラディの水色のボトルの隣に、年号の入ったボトルが並んでいることがあります。「アイラバーレイ 2014」は、アイラ島で育った大麦だけを使い、2014年に蒸留したシングルモルト。この記事では、基本情報と公式のテイスティングノート、定番のクラシック・ラディとの違い、飲み方の目安をまとめます。
結論:アイラ島の大麦だけで造る、穀物と果実の甘さの1本。年号ごとに中身が変わる
アイラバーレイ 2014は、穀物の風味を中心に、アプリコットや桃の甘さが重なるシングルモルトです。ピート(泥炭)は使っていません。蒸留した年ごとに造られる年号入りのボトルで、いつも同じ中身が並ぶ定番品とは性格が違います。
アイラバーレイ 2014の基本情報
- 蒸留所:ブルックラディ蒸留所(スコットランド・アイラ島)
- 蒸留年:2014年
- 熟成年数:8年
- 原料:アイラ島で育った大麦のみ(ピートを使わない麦芽)
- 樽:ファーストフィルのバーボン樽、シェリー樽、セカンドフィルのワイン樽
- アルコール度数:50度
- 容量:700ml
- 実売価格の目安:7,500〜10,000円前後
ファーストフィルは、ウイスキーの熟成に初めて使う樽のこと。セカンドフィルは2回目です。蒸留所の公式サイトは、このボトルを、島で育った大麦で造るシングルモルトの「最新のヴィンテージ」と紹介しています。販売数量は、公式サイトでは確認できませんでした。
味わいの詳細:穀物、アプリコットと桃、青草、トロピカルフルーツ
蒸留所の公式サイトは、味わいを次のように紹介しています。
- 穀物の風味が前に出る
- アプリコットと桃が重なる
- かすかに刈りたての青草
- トロピカルフルーツ
煙の香りがないぶん、原料の大麦の風味を確かめやすいボトルです。
大麦は、蒸留所から11マイル以内の8つの農場から
公式サイトによると、2014の大麦は、蒸留所から11マイル(約18キロ)以内にある、島内の8つの農場で育てられました。
ブルックラディは、大麦の産地にこだわる蒸留所です。原料がどこで育ったかを、ボトルで示しています。蒸留所の方針は、ブルックラディ蒸留所の紹介記事で解説しています。
クラシック・ラディ 10年との違い
どちらもピートを使わない、50度のシングルモルトです。違いは次の3点です。
- 大麦の産地:クラシック・ラディ 10年はスコットランド産の大麦。アイラバーレイはアイラ島産の大麦だけを使います
- 熟成年数:クラシック・ラディは10年。アイラバーレイ 2014は8年です
- 造り方:クラシック・ラディは定番品。アイラバーレイは、蒸留した年ごとに造られ、年号が変わると中身も変わります
価格は、アイラバーレイのほうが1,500〜2,000円ほど高くなります。まず定番のクラシック・ラディを飲み、気に入ったらアイラバーレイへ進むと、大麦の産地による違いを比べやすくなります。
飲み方の選び方
蒸留所の紹介記事に書いた、運営者の感想はこうです。
- 「ノンピートのアイラモルトの良さに気づける良いウイスキー。」
- 「豊富なラインナップで飽きない蒸留所。」
- 「アイラバーレイシリーズがおすすめ。」
感想は、蒸留所とアイラバーレイのシリーズ全体について書いたものです。以下は、公式のテイスティングノートと50度という度数から考えた、飲み方の目安です。
- 少量の水を足す:50度のままだとアルコールの刺激が強く出やすい度数です。水を少しずつ足すと、アプリコットや桃の香りが広がりやすくなります
- ストレート:穀物の風味を確かめやすい飲み方です。ごく少量ずつ、水を横に置いて
- ロック:氷が溶けるにつれて度数が下がり、味の変化を追えます
- ハイボール:度数が高いので、炭酸で割っても味が残ります。ただ、大麦の違いを確かめたいボトルなので、最初の1杯は水を足す飲み方がおすすめです
どんな人・どんなシーンにおすすめか
- クラシック・ラディが気に入り、次の1本を探している人
- 原料の大麦の産地による違いに興味がある人
- アイラモルトの煙たさは苦手だが、アイラ島のウイスキーを飲みたい人
購入ガイド
実売価格の目安は7,500〜10,000円前後です。楽天市場で正規品が購入できます。下のリンクは、箱なしの正規品です。
年号入りのボトルなので、流通している分がなくなると、同じ2014は手に入りにくくなります。購入の際は、商品名の年号を確認してください。
まとめ
アイラバーレイ 2014は、アイラ島の大麦だけで造る、穀物と果実の甘さのシングルモルトです。定番のクラシック・ラディ 10年とは、大麦の産地と熟成年数、年号ごとに中身が変わる点が違います。50度あるので、水を少し足しながら、大麦の風味を確かめてみてください。
関連記事
- ブルックラディ蒸留所:ピートなしから強いピートまで造り分ける蒸留所の成り立ち
- ボウモア12年の味と飲み方|アイラ入門の定番はどのくらいスモーキー?:おだやかなスモーキーさのアイラモルト
- スコッチウイスキーの歴史と地域:アイラ島をふくむ、6つの生産地区の違い
お酒を楽しむ上でのお願い
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。 お酒は20歳になってから、節度を守って楽しみましょう。 飲酒後の運転は絶対にしないでください。
※商品リンクにはアフィリエイト広告を含みます。Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。また、当メディアは楽天アフィリエイトに参加しています。
※アイキャッチ画像:「Bruichladdich distillery」by Andrew Abbott(geograph.org.uk/Wikimedia Commons)/CC BY-SA 2.0。元画像からリサイズ・トリミングして掲載。



コメント