※本記事にはPR(広告)を含みます。20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。
赤い煙突や赤い扉が描かれた、ベンロマックのボトル。店頭で見かけて、気になっている人もいるのではないでしょうか。ベンロマックは、スペイサイドにある、小さな蒸留所です。一度は閉鎖されましたが、名門ボトラーが買い取って蘇らせました。この記事を読むと、ベンロマック蒸留所の成り立ちと味わいの特徴、10年と15年の選び方がわかります。
結論:ベンロマックは、閉鎖から蘇った小さな蒸留所。入門は10年、じっくり味わうなら15年
ベンロマックは、スコットランド・スペイサイド地方のフォレス近郊にある蒸留所です。1983年に閉鎖されましたが、1993年に、ゴードン&マクファイル社が買い取りました。1998年に再開し、今は少量生産のウイスキーを造っています。入門には10年、しっかりした熟成感を求める人には15年が向いています。
ベンロマック蒸留所の基本情報
- 所在地:スコットランド・スペイサイド地方、モーレイ州のフォレス近郊
- 創業:1898年に会社が設立され(ダンカン・マッカラムとF・W・ブリックマンが設立)、1900年に製造を開始
- 運営:ゴードン&マクファイル社(1993年から)
- 設備:ウォッシュスチル1基(7,500リットル)、スピリットスチル1基(5,000リットル)。年間の生産量は約40万リットル
- 水源:ロマック丘陵の、チャペルトン泉の水
- 受賞:10年は、2014年のワールド・ウイスキー・アワードで、「ベスト・スペイサイド・シングルモルト(12年以下)」の金賞を受賞
- 日本での取り扱い:ジャパンインポートシステム
閉鎖から蘇るまで
ベンロマックは、1983年に、いったん閉鎖されました。
1993年に、ゴードン&マクファイル社が買い取ります。同社は、他の蒸留所の樽を買い、自社で熟成・瓶詰めして販売する「独立系ボトラー」の老舗です。販売店の説明では、約5年をかけて、蒸留所を立て直しました。
1998年には、当時のチャールズ皇太子が開所式を行い、蒸留所が再開しました。
味わいの特徴:シェリー樽の甘みと、柔らかなスモーク感
販売店の説明では、10年は、シェリー樽とバーボン樽で熟成した原酒を、オロロソシェリー樽で仕上げています(この工程をフィニッシュと呼びます)。バッチの一部を、次のバッチに混ぜる「ソレラ方式」で造り、瓶詰めごとの味の差を抑えているとされています。
15年は、香りにハチミツ、柑橘の皮、バニラ、紅茶、ピート。味わいは、トフィーやフルーツのコンポートを思わせる甘みと、ハチミツ、キウイのような酸味。余韻には、樽由来の柔らかなスモーク感、バニラ、杏、ダークチョコレートが続くとされています。ワールド・ウイスキー・アワードでの受賞歴もあります。
代表的なボトルと価格帯の目安
※本記事にはPR(広告)を含みます。
ベンロマック 10年
ベンロマックの定番ボトル(43度)。実売の目安は5,000円前後。
ベンロマック 15年
熟成による深みが増した、上位のボトル(43度)。実売の目安は13,000円前後。
その他のボトル:ピートスモーク(46度)、オーガニックなどもあります。2020年6月に、ラベルが新しくなりました。旧ラベルのボトルを扱う店もあるため、購入の際は表記を確認してください。
(価格は2026年9月時点の目安です。価格・在庫は変動しますので、購入の際は各販売ページで最新の情報をご確認ください)
飲んでみた感想
アイラとは変わったピートを楽しめる。
シェリー樽の香りも強く感じます。
どんな人・どんなシーンにおすすめか
- スペイサイドの華やかさに、少しスモーク感のある味わいを足したい人
- 小さな蒸留所の、少量生産のウイスキーに興味がある人
- 10年と15年を、順番に飲み比べたい人
まとめ
ベンロマックは、閉鎖から蘇った、スペイサイドの小さな蒸留所です。まずは定番の10年から、シェリー樽の甘みと、柔らかなスモーク感を体験してみてはいかがでしょうか。
関連記事
- ベンリアック蒸留所:オリジナルテンとスモーキーテンが人気の、スペイサイドの蒸留所
- グレンリベット蒸留所:スペイサイド初の公認蒸留所
- スコッチウイスキーの歴史と地域:6つの生産地区の違いがわかる、シリーズの入口記事
お酒を楽しむ上でのお願い
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。 お酒は20歳になってから、節度を守って楽しみましょう。 飲酒後の運転は絶対にしないでください。
※商品リンクにはアフィリエイト広告を含みます。Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。また、当メディアは楽天アフィリエイトに参加しています。
※アイキャッチ画像:「Benromach distillery」by Colin Kinnear(geograph.org.uk/Wikimedia Commons)/CC BY-SA 2.0。




コメント