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スコットランド最北の島々、オークニー諸島。この島には、ハイランドパークともうひとつ、スキャパという蒸留所があります。島のウイスキーでありながら、ピートは控えめで、ハチミツのような甘さが特徴です。この記事を読むと、スキャパ蒸留所の成り立ちと味わいの特徴、定番のスキレンの選び方がわかります。
結論:スキャパは、島のウイスキーなのにピートが控えめ。ハチミツのような甘さのモルト
スキャパは、スコットランド・オークニー諸島のメインランド島で1885年に創業した蒸留所です。島のウイスキーの中では、ピートが控えめで、ハチミツのような風味が特徴とされています。定番の「スキレン」は、ファーストフィルのアメリカンオーク樽のみで熟成した、飲みやすいボトルです。
スキャパ蒸留所の基本情報
- 所在地:スコットランド・オークニー諸島のメインランド島、スカパ・フロー湾岸(カークウォール近く)
- 創業:1885年(グラスゴーのブレンダー、マクファーレン&タウンゼンド社が設立)
- 運営:シーバスブラザーズ社(ペルノ・リカール傘下)
- 歴史:1994年に休止し、2005年に再稼働。2015年にビジターセンターを開設
- 設備:ウォッシュスチル(初留釜)、スピリットスチル(再留釜)が各1基
なぜ「島なのにピートが控えめ」なのか
ピートは、島のウイスキーの香りの決め手になりますが、スキャパは、ピートを使わない麦芽(ピートの煙で乾燥させていない麦芽)を使っています。
また、仕込みに使うピートを含んだ水は、パイプでできるだけピートに触れないように運ぶことで、ピートの影響を抑えているとされています。そのため、島のウイスキーに多いスモーキーさが少なく、ハチミツのような甘さが引き立つと説明されています。
味わいの特徴:バニラと花の香り、なめらかな口当たり
スキレンは、ファーストフィルのアメリカンオーク樽のみで熟成した、年数表記のないボトルです。販売店の説明では、バニラや花を思わせる香りと、なめらかな味わいが特徴です。
代表的なボトルと価格帯の目安
スキャパ スキレン
スキャパの定番ボトル(40度)。実売の目安は9,900〜10,300円前後。
その他のボトル:軽くピートを効かせたグランサ、2024年に登場した10年(48度、ファーストフィルのアメリカンオーク樽)などがあります。
※以前あった16年は、2016年に終売しています。
(価格は2026年9月時点の目安です。価格・在庫は変動しますので、購入の際は各販売ページで最新の情報をご確認ください)
飲んでみた感想
なかなか共感できる人がいないのですが、個人的に梅の味がします……。
どんな人・どんなシーンにおすすめか
- ピートが強すぎない、島のウイスキーを探している人
- ハイランドパークが好きで、同じオークニー諸島の別の蒸留所も試したい人
- ハチミツのようなやさしい甘さのモルトが好きな人
まとめ
スキャパは、島のウイスキーでありながら、ピートが控えめで、ハチミツのような甘さを持つ蒸留所です。まずは定番のスキレンから、オークニー諸島の、もうひとつの味を体験してみてはいかがでしょうか。
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※アイキャッチ画像:「The entrance to Scapa Distillery」by Bill Boaden(geograph.org.uk/Wikimedia Commons)/CC BY-SA 2.0。元画像からリサイズして掲載。



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