オーバン14年の味と飲み方|塩気とスモーク、アイラとは違うバランスとは?

石造りの壁に名前が書かれたオーバン蒸留所の建物 ウイスキー

※本記事にはPR(広告)を含みます。20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。

海辺で造られるウイスキーと聞くと、アイラ島の強い煙を思い浮かべる人が多いはずです。オーバン14年は、同じ西海岸の港町で造られながら、煙は控えめ。果実とオレンジの甘さが中心にあります。この記事では、基本情報と公式のテイスティングノート、アイラモルトとの違い、飲み方の目安をまとめます。

結論:甘さが主役で、塩気と煙はあとから出てくる

オーバン14年は、熟した果実やオレンジの甘さに、かすかな塩気と煙が加わるシングルモルトです。煙が前に出るアイラモルトとは、順番が逆になります。公式は、ストレートか、少量の水を足す飲み方をすすめています。

オーバン14年の基本情報

  • 蒸留所:オーバン蒸留所(スコットランド・西ハイランドの港町オーバン)
  • 熟成年数:14年
  • アルコール度数:43度
  • 容量:700ml
  • 運営:ディアジオ社
  • 実売価格の目安:7,500〜9,700円前後

ディアジオの公式サイトは、オーバンの蒸留器を、スコットランドで最も小さい部類と紹介しています。蒸留した蒸気は、屋外にある木桶の中の管でゆっくり冷やされます。潮を含んだ海風にさらされることが、味の深みにつながるという説明です。1794年に始まる蒸留所の成り立ちは、オーバン蒸留所の紹介記事で解説しています。

味わいの詳細:熟した果実とオレンジ、あとから塩水と煙

ディアジオの公式サイトは、次のように紹介しています。

  • 香り:温かく甘い。オイルやナッツの印象に、熟した果樹園の果実。奥にオレンジ。時間がたつと、塩水と煙がかすかに出てくる
  • 口当たり:豊かで、オイルのようななめらかさがある
  • 味わい:濃くスパイシーで、甘い。フルーツ入りのパン、オレンジの皮、クローブ。ミントのような爽やかさもある
  • 余韻:長い。はじめはシロップのようで、やがてドライになる。ダークチョコレートと、かすかな煙

アイラモルトとの違い

ラフロイグやアードベッグは、ピート(泥炭)の煙が香りの中心にあります。オーバン14年の公式のノートでは、煙は「あとから、かすかに」と書かれています。主役は果実と麦芽の甘さです。

塩気のあらわれ方も違います。公式のノートにある塩の表現は、香りの終わりに出てくる「塩水」です。海辺の蒸留所らしさはありながら、強い煙や薬品のような香りとは別の方向を向いています。

飲み方の選び方

蒸留所の紹介記事に書いた、運営者の感想はこうです。

  • 「ハイランド由来のピートと塩気。」
  • 「塩気を感じますがアイラモルトとは別物。」
  • 「アイラにはないバランスのウイスキー。」

以下は、公式の案内とテイスティングノートから考えた、飲み方の目安です。

  • ストレート:公式がすすめる飲み方です。オレンジや果実の甘さから、塩気と煙までの移り変わりを追いやすくなります。少量ずつ、水を横に置いて
  • 少量の水を足す:公式のノートには、水を少し足すと軽くなり、果実感が増すとあります
  • ロック:冷やすと甘さが引き締まり、余韻のチョコレートのような苦みが目立ちやすくなります
  • ハイボール:香りの移り変わりを楽しむボトルなので、まずはストレートか水を足す飲み方がおすすめです。試すなら炭酸水は少なめに

どんな人・どんなシーンにおすすめか

  • アイラモルトの煙は強すぎるが、海辺のウイスキーの塩気は好きな人
  • タリスカー10年と飲み比べて、西海岸のモルトの違いを知りたい人
  • 少し特別な日に、ゆっくり飲む1本を探している人

購入ガイド

実売価格の目安は7,500〜9,700円前後です。楽天市場では、正規品と並行輸入品の両方が流通しています。下のリンクは、箱付きの並行輸入品です。

酒類の総合専門店 フェリシティー

まとめ

オーバン14年は、果実とオレンジの甘さを中心に、塩気と煙があとから加わるシングルモルトです。煙が主役のアイラモルトとは、味の組み立てが違います。公式がすすめるとおり、最初はストレートで。水を少し足したときの変化も、あわせて試してみてください。

関連記事

お酒を楽しむ上でのお願い

20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。 お酒は20歳になってから、節度を守って楽しみましょう。 飲酒後の運転は絶対にしないでください。

※商品リンクにはアフィリエイト広告を含みます。Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。また、当メディアは楽天アフィリエイトに参加しています。

※アイキャッチ画像:「Oban Distillery」by Tony Hisgett(Wikimedia Commons)/CC BY 2.0。元画像からリサイズ・トリミングして掲載。

コメント

タイトルとURLをコピーしました